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CA! Accessファイル比較ツール  25/11 Ver.Up!

こんなこと ありませんか?

  • 複数人で開発・利用しているときに不具合があった。
    バージョン管理はしていたが、Accessファイルそのものだけコミットしていたので、いつ、誰が問題箇所を作成したのか分からない。
  • 運用しているときに不具合が発生した。
    しかし開発部署では再現せず特定の利用者のAccessファイルでは再現する。何が違うのか分からない。
  • 複製して作成したレポートの印刷結果が微妙に違う。
    どこなのか見つけられない。
  • フォームの設計書等のドキュメントを作成したいが、フォーム一覧やプロパティを一つずつコピーアンドペーストしたり手入力したりするしかないのか。

「CA! Accessファイル比較ツール」を利用してみませんか?

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機能のご紹介

相違箇所を画面表示

フォーム/レポート/モジュール(VBA)のセクション/コントロール/プロシージャごとのプロパティ/VBAコードの相違点をツリーと一覧で表示。
フィルタリングやソートで必要な箇所を確認できます。複数のAccessを横に並べて変更を確認する必要がなくなります。

Excel出力

フォーム/レポート/モジュール(VBA)の相違点をExcelファイルに一覧として出力。
設計書作成、開発、バージョン管理にご利用いただけます。

ご利用シーン

バージョン管理の補助ツールとして

GitでAccessファイル自体をそのまま管理し、差分を知りたいときに利用。
重要な変更ごとに変更前後の差分をこのツールでExcel出力しGitで管理。
変更履歴を追跡しやすくなり、誤った変更を迅速に特定して修正できます。

不具合の原因追及に

開発リリース後に起きた不具合が、利用者がプロパティやVBAを変更したために起きているかどうかを簡単に確認。
リリース時のAccessファイルと不具合の起きているAccessファイルをこのツールで比較することで確認できます。

プロパティ以外も

条件付き書式、レポートのグループ化・並び替え・集計、バイナリデータ(画像等)も比較可能であり、Excelにも出力できます。(バイナリデータは比較判別のみExcel出力可能)

ドキュメントに

フォーム、レポートの一覧だけでなくコントロールのプロパティも一覧でExcel出力できるため、設計内容をチームで共有しやすくなります。

VBAコードの確認に

利用中に発生しがちな不要なイベントをみつけやすくなります。
例えば「ラベル1_Click()」等 既定の名前で作成されていて、その後コントロール名を変更しているため変更後のイベントと紐付かなくなっているサブプロシージャを一覧で発見できます。
また、1つのモジュール内でSubプロシージャやファンクションの位置を入れ替えたとき、操作ミスで内容が変わっていないか確認することもできます。

デバッグとトラブルシューティングに

フォームやレポートのプロパティの変更点を確認することで、バグの原因をみつけやすくなります。
特に、複雑なプロジェクトでは、どの変更が問題を引き起こしたのかを突き止めやすくなります。

スクリーンショット

このツールについて

Accessファイルを比較し、相違点を一目で確認できます! Excel出力もでき、Git等のバージョン管理に利用可能!

変更を確認する時間と労力を節約することができ、どのプロパティやマクロ(VBA)が追加・削除・変更されたのか、変更前後の値を一目で確認することができます。

Accessファイルは、何もデザイン等の変更を行っていなくとも自動的に保存されてしまうため、ファイルの更新日時・サイズだけでは変更したかどうかがわかりません。

そのため、フォームやレポートの変更箇所はプロパティ一覧を目で見て確認していくほかありません。

この「CA! Accessファイル比較ツール」を使用すればその確認は不要です。

Access開発者・ご利用の皆様に、ぜひご活用いただければと思います。

動作環境

  • Windows 11 Pro バージョン24H2以降 (64ビット版)
  • Microsoft Access 2024以降 もしくは Microsoft 365(バージョン2508以降) デスクトップ版(クイック実行版)
  • .NET Framework 4.8.1 以降

※上記以外の環境でご利用、一覧出力方法の変更等、対応できる場合があります。以下のお問い合わせフォームよりご要望をいただけますようお願いいたします。

制限事項

  • 現バージョンでは、フォーム・レポート・VBA(モジュール)の比較となります。テーブル、クエリを比較対象とすることはでません。
  • クラスモジュールのInstancing(クラスがPublicNotCreatableかPrivateか)は取得することができません。
  • 50MB以上のファイルは比較できません。
  • Windows 11 Home については動作確認しておりません。
  • Windows 10, Access2019 についてはMicrosoft社のサポートが終了したため、動作保証いたしておりません。

ご利用料金

法人、個人問わず無償でご利用可能です。

ライセンスをご購入いただくと、下表のように機能制限を変更できます。

ご購入は、マイページ よりお願いいたします。

ライセンス体系一覧
プラン名 価格 機能制限 期間制限
フリー 無料 あり なし
試用版 無料 あり 10日間
ライト 月額1,980円 あり 1ヶ月
プロ 月額2,750円 なし 1ヶ月
プロ20日パス 2,200円 なし 20日間
プロ5日パス 880円 なし 5日間
機能制限一覧
プラン名 Accessファイルサイズ オブジェクト数制限 比較対象 Excel出力
フリー 20MB未満 オブジェクト数が20未満 「すべて」のみ 使用不可
試用版 50MB未満 制限無し 制限無し 500行まで
ライト 20MB未満 オブジェクト数が20未満 制限無し 制限無し
プロ 50MB未満 制限無し 制限無し 制限無し

※価格はすべて税込み金額です。

※オブジェクト数とは、フォーム・レポート・標準モジュール・クラスの合計数を指します。ただしフォーム・レポートのモジュールはカウントされません。

※ 1利用者あたりの価格となり、自動更新はされません。

※ 2025.11.05現在の価格です。

よくあるお問い合わせ(FAQ)

基本情報

Microsoft Accessファイルを比較し、相違点を画面表示・Excel出力できます。

複数人で開発している場合のバージョン管理や、運用中の不具合原因の特定などに役立ちます。

動作環境・インストール

Windows Windows 11 Pro(24H2以降) に対応しています。

Microsoft Access 2024 以降、 Microsoft 365(バージョン2508以降) のデスクトップ版(クイック実行版)に対応しています。

動作保証はいたしかねますが、動作できることもあります。動作保証が必要な場合はお問い合わせください。有償にて承ります。

いいえ。32ビット版でも動作確認しております。

はい。.NET Framework 4.8.1がインストールされている必要があります。 Microsoftのサイト から「ランタイム」をダウンロードし、インストールしてください。

ここからzipファイルをダウンロードし、展開してご利用ください。 詳細は取扱説明書をご参照ください。

機能・使い方

フォーム、レポート、モジュール(VBA)、セクション、コントロールのプロパティ、コードを比較できます。

フリープランとライトプランでは20MB未満、試用版とプロプランでは50MB未満のAccessファイルが対象となります。

現時点では対応しておりません。

デザイナで表示されるプロパティ(「幅」「高さ」「背景色」等)とは異なります。VBAで使用する際のプロパティ名(「Width」「Height」「Backcolor」等)となり、値もVBAで使用する値となります。

ライセンス・価格

こちらをご確認ください。

フリープランと同等の機能制限がありますが、無償で利用可能です。ライセンスについてはこちらをご確認ください。

いいえ。登録しなくてもご利用いただけます。マイページに登録すると、アップデート情報の最新バージョンを受け取ることができます。フリープラン以外をご利用なさる際には登録が必要です。

トラブルシューティング

再度比較処理を実行することで解消します。

PCにプレインストールされている、もしくはMicrosoft StoreでダウンロードしたOfficeでは動作しない場合があります。デスクトップ版(クイック実行版)をインストールしてください。 インストールされているOfficeの「バージョン番号」に「Microsoft Store」 もしくは「Windows Store」と記載があればMicrosoft Store版です。 「クイック実行」と記載されているかビルド番号しか表示されない場合は、クイック実行版です。バージョン番号は、こちらの手順をご確認ください。

Officeのインストール時に既定のままインストールするか、インストールオプションで「Visual Basic for Applications」、「.NETプログラミングサポート」をインストールするように変更してください。 Office 2010 などの古いOfficeではカスタムインストール時に画面から選択できます。企業や組織で管理されている場合はIT管理者にお問い合わせください。

アプリを起動しているときにディスプレイの解像度を変更するとレイアウトが崩れることがあります。設定画面のウィンドウサイズのリセットを行ってください。

先にAccessのライセンス認証、プライバシーの同意等は行っておいてください。

仕様です。できるだけ表示されないようにはしておりますが、VBAに関しては表示しないとコードを取得できないため表示されます。

その他

Microsoftから公開されている仕様に沿って処理を行っています。具体的にはCOMというインターフェイスを使用しています。それらのブログやソフトは非公開のAPIを使用しているため結果が保証されません。 そのような非公開のものを使用することは、製品としては許されないと考えております。

リリースノート

  1. ライセンス体系の変更に対応しました

  1. (障害修正) ファイル名が同一の場合、比較に失敗することがありました。

  1. 正常に動作できない環境(Accessがインストールされていない、Visual Basic for Applications機能、.NETプログラミングサポート機能がインストールされていない場合、Microsoft Store版のOfficeがインストールされている場合)はその旨のエラーメッセージを表示するようにしました。
  2. (障害修正) 「比較に失敗しました。エラー番号: 3945 指定した式で、閉じているかまたは存在しないオブジェクトを参照しています。」というエラーが表示されることがありました。
  3. (障害修正) 一部環境では画面が崩れてしまい動作させることができませんでした

  1. (障害修正) サブフォームを利用しているフォームがある場合、エラーとなることがありました。
  2. (障害修正) Microsoft365版で作成されたEdgeブラウザコントロールを使用しているAccessファイルを、Office2019永続版で比較しようとしたときに内部エラー(メモリ不足)となることがありました。 AccessやOfficeのバージョンによりWebView2がインストールされている場合、インストールされているがAccessでは使用できない場合、インストールされていない場合が混在しているためでした。 WebView2についてはMicrosoft Learn をご確認ください。
  3. COMアクセス処理を変更しました。動作確認外のバージョンのAccessでも動作できる可能性が増えました。ただし、動作確認外のバージョンでの利用により発生した障害等はサポートできかねます。ご了承ください。

  1. 解析処理を並列化したことにより、高速化しました。前バージョン比1.6倍程度(実測値)。
  2. 進捗表示画面を刷新し、残り時間がわかりやすくなりました。
  3. VBAコード比較画面でコピーができるようになりました。
  4. 比較対象を細かく設定可能になりました。フォームのデザインのみ、フォーム全体とレポートのVBA、等。
  5. 非連結オブジェクトフレームのプロパティのうち、2種類(Object, ObjectVerbsCount)は取得しないことになりました。(環境によりエラーとなること、特に比較に必要が無いプロパティであることによります)
  6. (障害修正) VBAにてLetプロパティプロシージャが取得できない、Excel出力されない場合がありました。正しく取得できるように修正しました。